兵頭会長名場面集。二次創作。
兵頭和尊会長「ワシの辞書には『突っ込む(突っ込み)』や『はてな』という言葉は無い」伊藤カイジ「何故だ?」兵頭和尊会長「何かに意見をつける。すなわち突っ込みという行い。その事自体、時間の無駄であり精神にとって毒なのだ。
人生とは突っ込む、突っ込まないではない。人生は受け入れることから始まるのだ。突っ込むことから始まるということは無いのだ。それとはてなという言葉。はてなという言葉は疑問符の意味がある。あるいは疑問を持つという意味がある。世の中は必然の上に成り立っている。全ての物事は必然のうえに存在しているのだ。はてなという言葉は甘えや逃げの言葉に他ならない。人生で最も大事な事は必然を受け入れ、そのうえで必然に対して取り組んでいく力なのだ。
全ては必然の上に存在するのだ。よって、ゆえに、はてなという言葉そのものが人生において最も必要の無い言葉なのだ」兵頭和也「さすが親父。良いこと言うぜ。ま、そういうことだ。カイジよ。グフフフ」伊藤カイジ「こんなこと初めてだ。俺が初めて出会ったタイプの奴らだぜ」